今回は「適切なページタイトルを付ける」というテーマの後半です。
今回は、以下のことについて解説を行っています。
1)ページタイトルの内容に伴うような本文を記載
2)検索結果の内容確認
3)ページタイトルを付ける際の注意点
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1)ページタイトルの内容に伴うような本文を記載
前半ではページタイトルの重要性とページタイトルに検索で上位表示したいキーワードを付けるということでご説明をしました。
そのように説明するとページタイトルには物凄く魅力的なタイトルを付けますが、実際の本文にはページタイトルにはほぼそぐわない陳腐な内容しか記載されないという結果になりがちです。それではむしろ逆効果です。
ホームページを制作して何かを宣伝したい側から考えるとホームページの内容がいまいちでも何かのキーワードで上位表示されるとうれしいです。しかし自身が検索エンジンを使用して何らかの情報を検索している際に単なる売込みの陳腐なページを表示して欲しいとは思わないでしょう。よって、検索エンジンとしては価値がある情報が記載されたページを上位に表示したいと考えています。
つまり、単にページタイトルの内容だけを素晴らしいものにするだけでなく、ページタイトルに伴うような本文を記載するということが重要です。
2)検索結果の内容確認
下図の「検索結果に適したタイトル」という欄を確認すると「ドキュメントが検索結果ページに表示される場合、タイトルタグの内容が編集の1行目に表示されることがあります」と記載されています。
図1.検索結果に適したタイトル
これはどういうことかというと例えば、下図の通り検索欄に「システム開発をaccess」というキーワードで検索したとします。
図2.検索結果
実際には、検索キーワードで「システム開発をaccess」とは入力しないと思いますが、説明のために当社のサイトが上位表示されるキーワードを入力しました。
検索の結果、「図2.検索結果」の上からの2段
「Accessシステム、サポート|簡易システムならお任せください」
という箇所と、次の段の
「企業殺到のシステム開発一括見積|システム開発ご検討の法人様必見」
という箇所には説明文に「広告」という表記があります。これは、言葉通り、単なる広告であり、純粋に検索ワードで検索された順位とは異なります。
実際の検索は3段目の
「アクセス(Access)で簡単に1週間でシステム開発できる方法とは…」
というのが、検索結果の第1位ということになります。次の段に記載されているのが、当社のページで
「システム開発をACCESSやEXCELでご検討の方へ – 株式会社アイライト」
という部分が当社のページで、その中で
「システム開発をACCESSやEXCELでご検討の方へ」
という部分が、ページタイトル、具体的には前回にご説明をした通り、HTMLで<TITLE>タグで記載した箇所です。
3)ページタイトルを付ける際の注意点
<TITLE>タグには「ページのコンテンツについて正確に記述し、読みやすく、ページのコンテンツの主眼が効果的に伝わるタイトルを選ぶ必要があります。つまり、前述した通り、ページタイトルと本文の内容が不一致にならないようにしなければなりません。
「図1.検索結果に適したタイトル」の説明文の避けるべき方法として、「ページのコンテンツと関連のないタイトルを選ぶ。」という例があげられています。これは、ページタイトルが検索エンジンにとって重要であるという知識だけを中途半端に持っている場合に、ついつい本文とページタイトルの内容がそぐわなくなってしまうということに注意が必要であるということです。
逆に次の説明にあるように「「無題」や「新しいページ1」など、デフォルトのタイトルやあいまいなタイトルを使用する。」というのもあります。これは、WordPressなどのCMSを使用していて、SEOの知識が全くない初心者の方がついついやりがちなことかと思います。
また、「図1.検索結果に適したタイトル」で「各ページに固有のタイトルを付ける」という部分で、「サイトのページごとに固有のタイトルを付けるのが理想です。」という記載があります。
原則、検索エンジンの順位はページ単位で内容を見ていますので、ページ毎に異なるタイトルを付けてページ毎の違いを明確にすることが重要です。ただし、厳密にはサイト全体のテーマが何かということも各ページの検索順位に影響がありますので、ある程度、全体のテーマが統一されていることも重要です。
ただ、その点に関しては通常、事業社の場合には特定の事業を行っているかと思いますので、自然とテーマは統一されるはずです。
HTMLでホームページを作成した場合には、前回に説明をした通り<TITLE>タグはブラウザのタグ上に表示される文字になります。HTMLを作成する場合に既存のページをコピーして制作することがあるかと思いますが、その場合に本文の内容に一生懸命になるあまり、ついつい<TITLE>タグを同じタイトルにしてしまうということはよくありますので、注意が必要です。
「図1.検索結果に適したタイトル」の説明文で、「簡潔でわかりやすいタイトルを使用する」という説明があります。
タイトルの内容が非常に重要ではありますが、だからといってタイトルにあらゆるキーワードを盛り込もうとする方がいらっしゃいます。そのような長すぎるタイトルは、文章として不自然ですので、極端に長いタイトルを付けるのは避けた方が良いかと思います。
「図2.検索結果」の検索結果を確認すると1行目の文字数は概ね30文字程度かと思います。30文字程度を目安にタイトルを付けるのが良いかと思います。
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