今やパソコンは、オフィスでは1人に1台、世帯普及率も90%に迫る勢いと、私たちの生活に無くてはならない存在になりました。しかし、私たちはそのパソコンを本当に使いこなせているのでしょうか?もっとうまく仕事に取り入れることができるのではないでしょうか?
ここでは、『パソコンはちょっと・・・』『もっと仕事で使いこなしたいけど・・・』という企業担当者様の不安やお悩みを解消すべく、パソコンについての最も基本的なお話をさせて頂きます。
まず、パソコンにはいったい何ができるのかを再確認してみたいと思いますが、ここでは具体的な機能ではなく、より根源的な事について触れてみましょう。
そもそもコンピュータが発明されたきっかけは、複雑な計算を短時間で自動的に行わせるためでした。
そして、コンピューターは決して計算ミスを犯しません。コンピューターが出した答えが間違っていることは多々ありますが、それは人間が与えた情報や命令が間違っていたからであって、コンピューターが計算間違いをしたわけではありません。たまにテレビなどで、すごいスピードで10桁単位の四則演算をする人が紹介されたりしますが、コンピュータの前では赤子同然です。
パソコンは膨大な量の情報を正確に、かつ半永久的に記憶できます。
たとえば、昨年の全取引実績データが会社のコンピュータに入っている事などはごく当たり前ですが、同じデータを1人の人間が記憶するのは至難の業です。
さらにコンピューターは、一度の情報入力でその全てを完璧に記憶できます。人間はというと、一度言われて全て覚えられたら誰も苦労しません。
膨大な量の情報を瞬時に、完璧に記憶できるパソコンですが、それを取り出すのも一瞬です。
3年前の1月14日の売上伝票が見たい場合、パソコンにその情報が入っていれば、あっと言う間に取り出してくれます。これを紙ベースで探すとなると大変です。
そうしてくれなければ困ります。時にコンピューターより人間の方が扱いにくいのは、人間はこうはいかないからです。
昨今のコンピューターの進歩はすさまじく、一昔前の漫画に出て来そうな人型ロボットまで登場しました。
しかし、騙されてはいけません。たとえどんなに優秀なコンピューターでも、自分で物事を解釈・判断・決定しているわけではありません。入ってきた情報をどのように解釈し、その結果をどのように判断し、最適な答えはどれかを決定するロジックを、必ず事前に人間が教え込んでいるのです。
今では、まるで自分自身の判断で行動しているように見えたり、あたかも経験から学習しているように見えるコンピューターも存在しますが、あくまで、そう見えるよう事前に綿密なプログラミングがなされているだけです。もう一度言いますが、コンピューターは決して自分では考えません。彼らができることは、命令された処理を忠実に実行することだけです。
仕事中パソコンが固まって(フリーズして)、入力中のデータや書いていた報告書を全て消してしまわなければならなくなった、という事は、誰しもが持つ腹立たしい経験ではないでしょうか。
なぜパソコンがフリーズしてしまうのでしょうか? 具体的には明らかにされていませんが、基本的には、何か事前に想定されていなかった例外的な状況(処理)が発生した、もしくは命令された内容が自分の処理能力を超えてしまったからです。
こんな時、人間ならその状況に応じた判断をするものですし、集中力を高め、一生懸命問題を解決しようと努力するものです。
コンピューターにはこれができません。事前に人間から、判断・決定するよう命令されたこと以外の状況が発生した場合、彼らはそれを無視するか、処理を中止してしまいます。また、自分の能力を超えた事象にぶつかっても、決してその壁を越えようとはしません。その場であきらめてしまうのです。
このように、万能に思えるパソコンにも決してできないこともあります。パソコンができる事とできない事を正しく把握しておけば、パソコンにどのような仕事をさせるのかは自然に見えてくるものですし、何かトラブルがあっても、原因究明の手がかりが掴みやすくなります。
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